河信基『韓国を強国に変えた男 朴正熙』(光人社)読後感

タイトル書を読んで、朴大統領に対する認識を改めた。巷間彼は対米従属、親日売国のレッテル貼りがされるが、実際のところは脱米自主、知日派民族主義の指導者である。

印象的であったのは以下の点。

 

・没落した両班で東学に参加した父を持つ
・反事大主義・民族主義という点で金日成と共通していた(Cf.72       

 南北共同声明)
・維新体制は韓国=ウリ式民主主義・市場経済
・対日関係正常化で外資導入を梃入れした
・核開発に着手し、CIAによって抹殺された 
・彼の政策は、嶺南出身者からなるハナフェ(一心会)によって継 

 承された

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