浦安市に歴史教科書採択に関する請願書を提出

昨日、平成27年2月12日付で浦安市議会に歴史教科書採択に関する請願書を提出し、受理されました。請願の内容は以下の通りです。

適正な歴史教科書の採択を求める請願

紹介議員 柳毅一郎

請願者  浦安正史会(正史を取り戻す浦安市民の会)代表 折本龍則

請願の趣旨

一、市内公立中学校で使用される歴史教科書の採択に関し、その職務権限を有する教育委員が採択に至る過程を議事録の開示等によって市民に公開し、併せてその採択理由を説明すること。

二、市長は義務教育における歴史教育の意義を重視し、教科書採択の権限を有する教育長を始めとした教育委員の任命権者として、その任命の根拠を議会乃至は市民に説明すること。

三、教育委員会は、現行のアジア侵略史観、無国籍主義に立つ東京書籍の歴史教科書ではなく、我が国の国柄を尊重し、愛国心の涵養に資する教科書を採択すること。

請願の理由

我が街浦安は、「浦安の国」と呼ばれる我が国の尊称を冠し、豊かな歴史と伝統を受け継いで来た。そしてその名の通り、我が街の歴史は我が国の歴史に内包され、今日の浦安市民が享受している平和と繁栄は、祖国の先人達が後世に残した偉大なる遺産である。とりわけ、幕末明治以降の我が国は、西欧列強のアジア侵略に対抗し、幾度の戦役を勝ち抜くことによって、有色人種の国として唯一その独立を全うしたのみならず、大東亜戦争の結果、我が国の犠牲によって多くのアジア諸民族が独立を成し遂げた世界史的な意義は計り知れない。これは国に忠を尽くし、命を捧げた先人たちの偉大な功績であり、我が国に生を受けた浦安市民もまたこの偉大なる我が国の歴史を理解し、後世を担う子孫の心に祖先に対する尊敬と感謝、国家に対する忠誠の念を涵養せねばならない。特に、近年の緊迫する国際情勢と衰退の一途を辿る我が国の現状に鑑みて、歴史教育を通じた愛国心の涵養は最早喫緊の課題ともいい得る。

しかしながら、現在の浦安における義務教育で使用されている東京書籍の歴史教科書は、記述の公正中立を装いながら、その実は依然として自虐的なアジア侵略史観、無国籍主義に基づくものであり、凡そ上述した国家意識を涵養するものとは言い難い(記述内容の個別的な問題点については、柳市議が平成23年8月25日付で教育長宛に提出した申し入れ書を参照のこと)。これは、平成18年に改正された教育基本法が、我が国の教育の目標として「伝統と文化を尊重し、それらを育んできた我が国と郷土を愛する」と明記した教育方針の趣旨にも違背するものである。

ところで同問題は、平成24年の9月議会に於いて柳毅一郎市議が一般質問で取り上げ、教科書採択に於ける議論の過程が非公開にされている理由を尋ねたのに対して、当局は「教科書の採択には、静ひつな環境を確保し、外部からの働きかけに左右されることなく、公正かつ適正な採択がなられることが必要」と答弁し、非公開が適当とした。しかし、義務教育の根幹を成す歴史教育とそこで使用される教科書の是非について地方自治体が情報を開示し、市民乃至はその代表者たる議員が自由な討議に参加することは、五箇条の御誓文で「広ク会議ヲ興シ万機公論ニ決スベシ」と謳われた明治陛下の御聖旨に適うものである。それに、これまで我が国の教育行政に於いては、「教育の政治的中立」の名の下に、日教組が偏向的な歴史教育を行い、凡そ政治的中立とはかけ離れた状況がまかり通って来た。この苦い経験から得られる教訓は、教育が国民の監視を離れて公正たり得ないということであり、それは教科書採択についても、採択の議論を非公開にするからといって静謐な環境が確保されるわけでも政治的働きかけが排除される訳でもなく、むしろ静謐の名を借りた思考停止、中立の名を借りた偏向教育の弊害を助長しかねない。或いは逆に、既に千葉市や船橋市などに於いて、教科書採択に関する議事は公開されているが、それによる静謐な環境と政治的中立の妨害は指摘されていない。

また、教科書採択の職務権限は、教育委員会を構成する教育長を始めとした五名の教育委員に属し、その人事は市議会の同意を必要としているにもかかわらず、教育長を含む各教育委員の歴史教育に関する見識や資質の検証が十分になされているとはいい難い。

以上の理由により、歴史教育の意義を踏まえた熟慮ある議論と市当局による適正な教科書の採択を切望するものである。

平成27年2月12日

浦安市議会議長 西山幸男様

浦安正史会

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