チベット・ダラムサラ政府系の英語メディア「パユル(Phayul)」の記事和訳 |
ダラムサラ 10月6日 インド防衛当局の政府高官のなかで、インド軍司令官は見解を更新し、インド国境地帯における中国の軍事的台頭に対する懸念を表明した。 記者たちに対して、水曜日、軍司令官であるシン氏は、パキスタンに占領されたカシミール地方(PoK)において、人民解放軍を含む4000人の中国人が活動していると述べた。 "「これらの人達は、建設作業員であることは確かで、3000から4000人に及び、軍事目的の者を含む」とシン司令官は述べた。四月上旬、北部インド軍司令官のパルネイク将軍はニューデリー政府に対して、人民解放軍がインド・パキスタン間の778キロにわたる一触即発の管理国境地帯(Line of Control,LoC※)に事実上進駐したことを警告した。 「それは中印国境のみならず、LoC沿線における軍事的挑戦をもたらす。そして我々インドと敵対するパキスタンに中国が共謀加担したらどんなことになるかを心配している人々がたくさんいると聞いている。それは中国が単に隣国であるというだけでなく、実際にLoCに進駐し駐留しているからだ」と、ジャンム州における公開セミナーでパルネイク将軍は述べた。
この防衛相の発言に対して、インドの最大野党であるインド人民党(BJP)は本日、「モハン・シン政権は目を覚まし、この問題について中国と話し合うべきだ」と述べた。 "「これはとても深刻な問題だ。政府は対中国政策を改めるべきだ」と、BJPのスポークスマンであるフセイン氏はデリーで記者に語った。インドの主要な日刊紙は火曜日、中国がインド北東部の州であるアルナチャル・プラデーシュに焦点を当て、今年だけでも人民解放軍にLACや他の多くの場所に進駐させていると報じた。 (英語原文 |