チベットからさらに心痛むニュース、2人のチベット人が自決す(Phayul)。

 

チベットからさらに心痛むニュース、2人のチベット人が自決す(Phayul)。

 


ダラムサラ10月7日 Phayul

チベット発の報告によると、今日さらに二人のチベット人が中国への明確な抵抗のもとに焼身自決した。一人は死亡と目され、もう一人は重篤と報じられている。これは今週一週間で月曜日のケサン・ワングクに続く三番目の事件で、チベット人は中国チベットに対する抑圧的な政策にたいする平和的な最後の手段として自らの体に油を注ぎ、究極的な犠牲を図るところまで追い詰められている。先週、ロブサン・カルサンとロブサン・コンチョクの二人の僧侶が焼身自決した。ダラムサラにあるキルティ寺院の亡命拠点は、今日の報道によれば自決した二人が19歳のチョッぺルと18歳のカヤンであり、両者はともに東チベットのナバ・キルティ僧院の元僧侶だと説明した。
チベット時間の午前11時半、チョッぺルとカヤンはナバ地区の中心街で焼身した。手は合掌し、両者は反中国のスローガンを掲げていたと僧院はいう。
目撃者が亡命政府の情報筋に伝えたところによれば、チョッぺルとカヤンは中国の体制に団結して立ち向かいチベットの自由とダライラマの亡命政府からの帰還のスローガンを叫ぶ間に炎に包まれたという。
中国の治安要員が現場に到着すると、火を消す間、無差別に二人を殴り始めたと報告にはある。
病院に搬送される間でさへ、カヤンは拳を掲げて虚空をつかみ、スローガンを訴えていたと報告は付け加えた。

チョッぺルは30分後負傷のため死亡した恐れがある。こうした事件は今年で6件目で10月だけでも三件目であり、そこではチベット人は国際的な関心とチベット内部の悪化する情勢に対する支援を取り付ける最後の切実な手段として自決を遂げている。それ以前に、ナバ市街とキルティ―僧院で、もし現在の状況が続くならば、さらに沢山の人が抵抗のために死のうとしていると警告するリブレットが出回っていた。

 

 

英語原文

http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=30126&article=More+heartbreaking+news+from+Tibet%2c+Two+Tibetans+self+immolate

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