インド当局、カルマパと関係のある台湾籍の中国人を逮捕

The Times of india(2012年6月14日付)

 インドHP州(ヒマチャル・プラデーシュ州、ダラムサラも所在する)警察は中国出身で台湾国籍のパスポートを所持する8人の外国人がビザ法規に違反したとしてMandi地区の要塞のような僧院を急襲して彼らを逮捕した。この僧院は、高さが5メートルもある壁に守られていたという。警察当局は他にも300万ルピーやUSドル、ネパール通貨などの所持品を押収したという。この8人の台湾人は旅行者ビザで別々にインドに入国したが、チベット人の居住地区として知られるKangra地区付近で大工として高速の建設工事に携わり、外国人登録(Foreign Registration)も届け出ていなかった。 彼らはカルマパ17世の師匠(グル)で2本の指に入る程の高僧であり、カルマパが99年に中国からインドに亡命するのを助けたリンポチェと関係のある人物が所有する家で起居していた。捕まった8人が中国の工作員かは不明だが、先日にも、ダライラマ暗殺計画が発覚したばかりであり、中国の対チベット工作が活発化している可能性がある。

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