本日より吉田松陰先生の『講孟劄記』を同志の仲間と読み始める。テキストは講談社学術文庫版第30刷全二巻を使用する。毎週末更新を目指す。
初回の本日は13pから18pまでの序を読了した。
松陰先生が獄中の教え子に曰く「吾と諸君の其の境は逆なり。以て励みて得ること有る可きなり」と。逆境の時こそ勉学に励む好機だという意味である。ただの逆境ではない。獄中で生死の瀬戸際にあるにもかかわらず、いまこそ勉学に励もうと言っておられるのである。ただ事ではない。
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